江井ヶ嶋 2019 5年
蒸留:2019.6.29 / ボトリング:2025.4.28
カスクタイプ:バーボンバレル
度数:61%
容量:500ml
総本数:245本
ラベル:「百人一首シリーズ 002 持統天皇」
■土屋守テイスティングコメント
江井ヶ嶋は兵庫県の西明石の海のそばにある蒸留所で、かつてはホワイトオーク蒸留所として知られていたが、現在は江井ヶ嶋蒸留所に改められた。この江井ヶ嶋の5年はバーボンバレル熟成ということだが、色を見るとペールゴールドで、01番のマルス津貫とは対照的。もしかしたら一度何かの熟成に使っていた樽かもしれない。アロマはライトでクリーン。シトラスフルーツやバナナ、さらにモルティな穀物様の香りがあり、非常に穏やか。フレーバーもスムーズでスイート。上品で和三盆のような香味も。ボディは軽いが、バランスはよく、キレがある。江井ヶ嶋の酒質と、この樽がよく合っているのだろう。
百人一首で選んだのは第2首の持統天皇の歌。天智天皇の皇女でいわば女帝である。どことなく、江井ヶ嶋の上品な風味とイメージが合っていて、瀬戸内を吹き抜ける風のように、軽やかでソフトである。ごく少量の加水か、ワイングラスでエレガントに飲みたい。
カスクタイプ:バーボンバレル
度数:61%
容量:500ml
総本数:245本
ラベル:「百人一首シリーズ 002 持統天皇」
■土屋守テイスティングコメント
江井ヶ嶋は兵庫県の西明石の海のそばにある蒸留所で、かつてはホワイトオーク蒸留所として知られていたが、現在は江井ヶ嶋蒸留所に改められた。この江井ヶ嶋の5年はバーボンバレル熟成ということだが、色を見るとペールゴールドで、01番のマルス津貫とは対照的。もしかしたら一度何かの熟成に使っていた樽かもしれない。アロマはライトでクリーン。シトラスフルーツやバナナ、さらにモルティな穀物様の香りがあり、非常に穏やか。フレーバーもスムーズでスイート。上品で和三盆のような香味も。ボディは軽いが、バランスはよく、キレがある。江井ヶ嶋の酒質と、この樽がよく合っているのだろう。
百人一首で選んだのは第2首の持統天皇の歌。天智天皇の皇女でいわば女帝である。どことなく、江井ヶ嶋の上品な風味とイメージが合っていて、瀬戸内を吹き抜ける風のように、軽やかでソフトである。ごく少量の加水か、ワイングラスでエレガントに飲みたい。